ゲームラボ4月号に、オイラのインタビューが掲載されましてん。

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しかも、巻頭にほど近いオープニングに、4ページも割いていただいた。
こーんな特集めいた内容を、オレごとき端くれに与えちゃうゲームラボさんの漢気たるや。
とても有り難い事なので、皆さん3冊ずつ買うよーに。読む用、保存用、そしてピョコタン先生のサインをもらう用に。ってRIKI先生ちゃうんかい。

そして、編集長には迷惑をかけちゃいましてね。
と云うのも、4ページにも渡るロングインタビューではあるが、実際はあの何倍も喋っちまって。
正直、あの物量のトークを編集するのは骨の折れる仕事だろーなー、とインタビュー中から気の毒に思いながらも飛ばさせて頂いちゃいまして。
ちなみに、RIKIさんはインタビュアーなはずなのに、オレの5倍ぐらい喋ってますからね。実際のところ、オレはさほど被害を撒き散らしちゃあいないかも知れねえんすが。
あと、これはオレの困った病なんだが、自分の音楽の話をするのが何だか照れちゃうっつー。
このサイトで何度か云ってる通り、自分の曲を他人に聴かれるのが恥ずかしい体質ではあるんだが、自曲を語るってのもそれと同じような作用があるらしく、トークの歯切れがメッタクソに悪くなる。
そんなキレの悪いトークをですね、ちゃんと意味を理解しながら書き上げるってのは、それはそれは大変な作業だったと思いますよ。

つっても、自ら活字にしちゃえば歯切れなんて関係ないんで、ゲームラボさんやファミ通.comさんのインタビューで出す機会を逸したエピソードってヤツを、もうひとつぐらい出してみます。
今回の曲名について。テストパターンって本来はテレビの試験放送みたいなアレですよね。
それと同義かどうかはアレですが、インタビューで答えた通り、ゲームのデモ画面にインスパイアされた曲なので、これも一種のテストパターンだよなあ、っていうのが一つ。
10年前にゲームボーイ系ミュージシャンにはお馴染みのLittle Sound Djっていうソフトを入手して、早速着手したのが、実はほぼあんな感じの曲でした。
8BMPの各チャンネルをミュートして聴けば分かるんだけど、矩形波と三角波でキックを、PCMでスネアを鳴らしてるあたりなんか、モロにLSDjの手法だしね。
今回の曲の特徴のひとつであるビープ音も、元はLSDjの三角波を書き替えて鳴らしてて、でもこれはファミコンでは出来ないから、今回は矩形波でエンベロープを書いて似せた。
まあそんな感じで、LSDjのテストとして、こーゆーパターンを作りマシタ的な意味もありつつ。
残念ながら、LSDjは着手して間もなく壊れて、それ以来完成はおろか、再生すらできない状である。

10年前にこの曲を作ってた時は、ただ単にLSDjに慣れるためだけに作ってたから、別に公表するつもりも無いし、しかも電車の中だけで作ってたってぐらい、どーでもいい曲だった。
でも、チップチューンってこーゆーシンプルなピコピコの可愛さも武器になるのに、そこをウリとして活動してる人って居ないなあって思い続けて10年が経過してみたら、想定外に美味しく熟しちゃったんですね。「今まで有りそうで無かった曲調」っていう。だから8BMPを機に蔵出しした。
つーか、どーでもいい曲なんて云いつつ、10年間も脳に焼き付いたままで、いつか完成させたいと機会を伺っていたんだから、結局どーでもよくなんて無かったんだなあ、と。
あの頃はまだトンガってたから、こんな分散和音だけの曲なんて、とバカにしてたけど、酸いも甘いも嚙み分けられる年齢ともなると、単純の中にも複雑を感じられるようになって、こーゆー面白味もあるんだなあって学習した部分もある。
なので、好きですよ、この曲。おかげで進化できた。まだトンガってる人にとっては退化に聴こえるんだろうけど。そこもまた面白いトコロでね。