Twitterやってて、サイトもこーゆースタンスで更新しちゃっていいんぢゃねえの?って思った。

個人的な趣味としては、しっかりとした文章で、それなりの情報量を備えている人のブログが好きなので、オレもやるからにはそーゆー方向で行きたいという思いがあるんだが、それにしても無駄にチカラが入り過ぎてるからねえ、オレのバヤイ。
オレは何かにつけて、いちいち気合いが入りすぎちゃうのが難点だ。それは一応分かっている。

20年ぐらい前、ちびまる子ちゃんのゲームを作った事があって。
当時は「ちびまる子ちゃん」の名前が入った商品は片っ端からバカ売れする程の大ブームの真っ只中だったから、このゲームが必ず売れるのは作る前から分かっていたってぐらいだ。
その時に企画の前田パンダという男が「シオちゃん、今の子供を教育するつもりでさ、転調とかバンバン入れちゃってよ」なんて云ってきたんだから、イイ事云うねいと思ってバンバン入れた。
つーか、云われなくてもやってやるつもりだったけどね。この仕事を始めてからここまで、そーゆー芸風で通して来たんだから、お子様向けだからと云って容赦してやるつもりは毛頭無くて。
そんな感じで作った音楽ですが、本人は意識してないつもりだったけど、無意識のうちに大ヒットを意識しちゃったんでしょーね。どーしようもないぐらい硬ーい音楽になっちゃった。
それと「ちびまる子ちゃん」って題材がなかなか難しくてね。
同じ大ヒット確約モノでもRPGとかだったらまだイイんですよ。ドラクエに憧れてこの世界に入った世代としては腕の見せ所だし。
ただ、お子様ゲーで大ヒットって云われても、一体どんなモチベーションで仕事をすればいいのかよくワカランのですよ。この仕事を始めて一年のペーペーにとってはコレは難しかった。
まぁ一応、周囲からの評判は勝ち得たし、パンダ選手が希望したレベルの音楽には仕上げたものの、作った本人としては反省しきりな内容だったというのがホンネである。

その数ヶ月後、ちびまる子ちゃんの続編を作る事になったんだけど、社内サウンドスタッフなんてオレ一人しかいなかったから、別の開発プロジェクトが終了してから一足遅れてまる子の開発チームに合流したんだけど、いきなり「オマエ、納期まであと10日しか無いぞ」なんて云われて参った。
それまでのサウンド制作には、ゲーム一本につき2ヵ月程の期間をもらっていたのをみんな知っていたから散々心配されたんだけど、当の本人は他人事のように涼しい顔だった。らしい。
と云うのも、妥協する覚悟を決めちゃえば10日で全サウンドを仕上げられるだろうと思って。
この頃まだキャリア2年足らず。その間、もっともっと成長したかったから、今まで使った事のない技を使おうとか、やった事のない展開に挑戦しようといったテーマを必ず設けて作曲していた。
そーゆー余計な作業込みの2ヶ月だったから、その手の引き出しを増やす作業を一旦止めて、現在手持ちの引き出しだけを使えば10日で片付くだろうという算段だった。
だから作曲の時に楽器なんか使わずに、無人の会議室に五線紙と鉛筆だけ持って行って、降りて来た(つーか、引きずり降ろした)曲を片っ端から書いて、全曲揃ったところで自分のPCに戻ってデータを打ちまくって、ってやり方をした。結局実労7日でしたね。土日と祝日は休んだから。
だから、作曲レベルの低さには我慢し難いモノがあるものの、前作よりも遥かに脱力した、ちびまる子ちゃん向けという意味では前作よりも上だろうという音楽になったんだから心中も複雑な訳で。

とまあ思いっきり脱線しましたが、そんな教訓も踏まえまして、今後は当サイトもテキトーな感じになっていきマスヨって事が云いたかった訳です。
テキトーって云っちゃあ言葉が悪いか。まあアレです、あまり硬くならずに行きますって事でヨロシクっす。

ところで、最初に作った方のちびまる子ちゃんですが、発売してみたら絶対王者として唯我独尊中だった「ファイナルファンタジーIV」から首位の座を奪い取ったにもかかわらず、翌週には早々と売上ランキングから姿を消したんだから呆れた。
タカラさんが出荷本数を抑えたんでしょうね。瞬く間に完売した後は追加ロットを製造する事も無くて、そして再びFF4の長期王座の時代が続いたんだから、ある意味、連勝記録更新中だったFF4への嫌がらせでしかなかったっつーか。