一曲だけなんだけど、ロックマンのアレンジCDに参加シマシタ。

しかし、凄いメンバーだねい。メンバー編成の内訳はほとんど聞かされてなかったんだけど。
確か当初は多くて12人ぐらいの予定だったのに、ほぼ倍に増えてるんだから笑っちゃう。
サイトのダイジェスト版を聴いてみたけど、想像してたよりも遥かに面白そうだった。
chiptuneが好きな方はもちろん、キライだという方まで楽しめる内容となってますね。嘘ですが。
まぁそんな感じなんで、これは早く聴いてみたい所存っす。いや楽しみだなあ。

今回はロックマン3の曲をアレンジした。
せっかくのchiptuneアレンジなんだから、ホントはロックマンの中でも新しめの作品を8bit化しようと思ってたんだけど、実はロックマンってファミコンの頃に遊んだっきりなんですよ。
このCDの話を貰った時のプロデューサーいっぽーさんの雰囲気からして、一日も早く曲を決めてあげないと心労が祟って死んでしまうんぢゃねえかと思ったから、じゃあ16bit以降のロックマンをこれからリサーチしてみます、なんて悠長な事を云ってる場合じゃネエよ的な背景もあって、ほぼ即決でロックマン3から曲を選ぶ事に決めちゃった。
3って、何回かクリアした事があるっつーぐらい、シリーズの中で一番馴染みがあったからね。
今でも持ってるから、資料として引っ張り出す事も可能だし。
ただ、「シャドーマンの曲をやりマス」って返事をした後で資料として引っ張り出してみたら、オレがやろうとしてた曲はシャドーマンとはまるっきり別モノだったっていう八兵衛的な展開があったかどうかに関しては、真相はもはや闇の中です。
ロックマン3の音楽に関して、同じ時代をファミコンのコンポーザーとして生きた立場から云うと、揺るぎない安定感から来る粒の揃い具合がハンパじゃなく、ポップで親しみ易い中にも大胆な和声の使い方を時折見せたりして、変な表現だけど、優等生とやんちゃ坊主の要素が絶妙なバランスで配合されているという、とっても魅力的な音楽なのです。そして、ゲームに良くマッチしている。
だからホント云うと、ファミコン版ロックマンの音楽ってのは原曲のままでも充分イケる完成度であって、同じ音源でアレンジする意味って正直、あまり無いと思うんですよ。
思うんですが、そんな面白いCDの話を振られちゃうと、困った事に血が騒いじゃうモンでねえ。
なので、あまり意味が無いモノを、意味のあるモノに仕上げるのが見せ所ぢゃねえかフフフと思い、やる以上はハンパにやるのが一番失礼なので、思いっきりやらさせて戴いた次第でゴザイマス。

以前、いっぽーさんとhallyさんで打ち合わせ(正しくは飲み会)をした時に、最近の若いコはアルバムの流れというモノを知らない、という話になった。
オレらが若い頃はCDじゃなくてLPだったから、例えば1曲目で掴んで、2曲目にシングル曲を入れるなどしてさらに加速したり、ちょっとクールダウンして引き締めたりして、A面の最後にあたる5曲目に小エンディング風な区切りのいい曲にして~みたいな流れも含めて楽しんだモンだ。
でも最近は音楽を1曲単位で手軽にダウンロードできたり、好きな曲だけをiPodに手軽に放り込めちゃうから、要はベスト版みたいな聴き方しかしない人達ばかりなんだそうだ。
なんて事を、ある種ベスト版を作ろうとしているオレらは嘆ける立場ぢゃないんですが、今回はその辺も考慮して、アルバムが一本調子にならない方向ってのを意識しながら作ってみたっす。
つーか、アルバムのコンセプト的には、そんな小賢しい事をする必要なんて、全く無いんだけどね。
ま、それだけオレは歳を取ってしまったって事ですよ。

作曲のプロとなる場を与えてくれたK社には、丸10年在籍した。
辞表が受理されたと同時に病に倒れてしまい、初めて寝た病院のベッドで中日のリーグ優勝を見届けたのは、ちょうど10年前の今日だった。
会社で気分が悪くなって、早退して電車に乗った途端に限界が来て、一駅で降りて救急車を呼んでもらい、安田病院ってトコに収監された。
で、ちょっと笑ったのが、さんたるる並木さんも会社で気分が悪くなって、早退して電車に乗った途端に限界が来て、一駅で降りて安田病院に収監された過去があるっていう。
その並木さん、ある意味烈火の後継であるガレッガのサウンドを担当し、烈火BGMのCD化の際にはアレンジバージョンを提供してくれ、今回のチップチューンド・ロックマンでも共演する。
何だか不思議な縁だなあ。