いろんな都合があったのを蹴りつつ、Lo-bit Playgroundへお出掛け。

だって、田中宏和さんがサプライズで登場するっていうんだもん。

念のために補足すると、田中宏和さんとはアニメ「ポケットモンスター」の音楽担当の方だ。
ただ、これはあくまでも一般向けの説明である。
個人的な思い入れで云うと、ファミコン初期から任天堂でゲーム音楽を作っておられた大先輩だ。
オレみたいにファミコン末期に、素っ頓狂な音を出して変人扱いされたのとは訳が違う。
そもそも、オレら末期組あたりになると、ドラクエに感化されてゲーム会社に入るパターンがほとんどなんだが、せめてその頃に田中さんの「レッキングクルー」や「バルーンファイト」あたりの独特なセンスや技術に触れていれば、オレはもっとマシな音楽を作れていたかも知れんと本気で後悔しているぐらい、当初から刺激的な8bitサウンドを披露していた偉大なる大先輩だ。
作風は違うけど、「MOTHER」とか「パルテナの鏡」みたいな曲々した曲もまた良くてねえ。
オレなんかMOTHERをやって以来、雪の日には必ず頭の中をスノーマンが流れてしまうぐらいだ。
そんな田中さん、元々エンジニアとして任天堂に入社したらしく、ファミコンとゲームボーイの音源部分の設計開発までやったと云うんだから、もはや大先輩どころではない。
「和製チップミュージックの父」とまで云ってしまっても過言ではないに違いない。
以前、hallyさんに「ボクら、シオダチルドレンですから」なんて云われた事がある(参考:発言時に相当量のアルコールを摂取)んだが、それ以前にオレらは全員、タナカチルドレンなのだ。
そんな田中さんと「ゲーム音楽の仕事はまだやってはるんですか?(京都弁)」「いやー、もうやってないんすよー。田中さんは?」「いやー、ゲームはもうねぇ」なんてお互いに云ってるんだから、時代の移り変わりなんて無情なモンでさあね。

近年のLo-bitはハズレが無いねえ。今回だって凄いメンバーがズラリだもん。
ところで最近嬉しい事に、そーゆートコに顔を出す度に「またライヴやって」なんて云われちゃう。
もちろんライヴは楽しいからやりたいんだけど、過去のオレのchiptuneライヴってのはどれもトホホな内容で終わっている訳で。
まぁこんだけ失敗すれば、さすがにオレだって学習するんですよ。
もう今までみたいに、軽はずみにライヴの話に乗っかってちゃあイカンぞ、と。
だから今後はちゃんと準備を整えてから、ライヴの話に持って行こうと思う次第なんです。
しかしライヴって楽しいからねえ。そりゃ当然、またやりたい。
だからできるだけ早いうちに人前に立てるよう、曲作りの方も頑張りますよ。一応。
一応なんて云ってちゃダメか。ま、いい感じに頑張ります。って微妙な物言いでお茶を濁しつつ。

そうそう、オレの素っ頓狂な曲が入った、例のファミコンゲームですが。
笑ったんだが、世の中には箱だけを7,000円ぐらいで売っている強者までいるという。
成る程、箱説ナシで買ってる人がいるんだから、箱だけだって需要あるに決まってらあね。
そんな中、このゲームのサントラCDだけは3年前に出たばかりだし、プレミア価格とは無縁だと思っていたら、今や中古価格で1万円近くまで膨らんでやんの。
これじゃあゲルニカのCDよりも高いぢゃんか。ってゲルニカと比較するのもアレですが。
でもまぁ、CDまで入手困難と云っても、最近は動画サイトでゲーム画面ごと見れるみたいだし。
だから別に無理して買わなくても、音楽に加えてヤガワっちの超絶プログラムや(コレがホントに凄い)、Eさん、面倒なんでイイヅカさんって云っちゃうけど(笑)、イイヅカさんのセンスの良いグラフィックもお手軽に見れちゃうんだから、少しは救いになるのかなーと思いつつ。
つーか、今更だけど、基本的にたったの3人で作っちゃったんだねえ、烈火って。
当時は別に何とも思わずにやってたけど。

烈火と云えば、不覚にもつい最近解ってしまった事がありまして。
ほら、「れっかちゃん」っているじゃないっすか。裏コマンドで出て来る。
アイツはイヤリングなんかしている一丁前な成人だという事を、先日知りまして。
オレてっきり、ロリロリのガキだとばっかり思ってたんですよ。あーゆー絵柄だし。
まあ、あのロリロリな曲調を聴いてもらえれば、オレがどんな解釈をしてたのかが分かるかと。
で、何で今までそんな事に気づかなかったのかって話ですが、CDのブックレットを読んでくれた方だったら経緯を知っていると思うんだけど、オレ、アイツ大っキライでね(笑
どんなにキライかって云うと、まともに直視した事もないぐらいっていう。
ま、見当ハズレな曲を3曲も当てはめてしまった事に対する単なる言い訳なんだけど、そもそもアレ自体が企画からハズレている部分だから、ハズしたところで別に何の支障もないんですが。