▼ 東京郊外も捨てたもんじゃない

ふと、野川にもサイクリングロードがあった事を思い出し。

試しに漕ぎに行ったら、やたら鉄柵で道を塞いでいたり、やたらアップダウンが多かったり、やたら道路が横切っていたりで、やはり多摩川の快適さとは比べもんにはならぬ。
まあ、オレが幼少の頃からあるという歴史の古いロードなんだから仕方ないか。
でも三鷹に入ると、のどかな風景が広がっていて、ちょっと驚いた。
東京郊外にもこんなところがあったんかー。
思わぬところで住んでみたいナンバー1タウンを発見。無理だけど。

そんなところに「地球屋」なる店がある。
店と云っても一軒家を少々改装しただけで、パッと見は民家同然。
あのジブリ美術館を擁する三鷹市だ。ブリ美帰りなどに寄った日にゃあ、リアルで地球とか買える店かと錯覚してしまうに違いないが、同じ三鷹でもブリ美からは遠く、しかも立地的にかなーり分かりづらいから、ブリ美からのコンボを派生するのはちと困難であろう。

この地球屋の正体は、行列まで出来てしまう程の蕎麦屋である。
古い平屋を店にしてしまうという、ちょっと代官山あたりに通じる感覚を持った若い店主が、新感覚の蕎麦で一発当てたのかと勝手に思いながら入ってみると、店主は50歳ぐらいの完全なるオジサン。
このオジサンがこんな洒落た店を作っちゃったのかー。これは驚き。
所詮古い平屋なんだが、隅々まで気の利いた丁寧な店だ。このオジサン、センスが只者ではない。きっと蕎麦作りもセンス溢れる丁寧な仕事なんだろなと期待も高まってしまう。
実際、最初にお茶が出て来るんだが、この時点でクソうめえ。
丁寧な店に倣って丁寧に云い換えると「ウンコおいしい」って意味かと云うとちょっと違うんだが、何しろ旨い。
静岡県焼津産という話だが、ちょっとトロみさえ感じるような、旨味のよく搾れたお茶で、これを茶碗だけじゃなく小さいお湯差しにまで入れて出してくれる。注文を待っている間、旨いお茶を注ぎ足しつつちびりちびり飲んでいられるのは嬉しすぎ。

すると、おばちゃんが蕎麦を運んで来る。無愛想な割には食べ方とか製法とか焼津産とか、いろんな事をよく解説する人だ。
喰ってみたら、これまたブッ飛ぶぐらいのゲロ旨。
思わず「吐瀉物おいしい」と丁寧ぶった表現に云い換えたくなっちゃう程、丁寧な仕事ぶりが感じられて尚且つ旨い。
そばつゆは上品な甘味が際立った、醤油の角の立たない味で、これまたいい香りの蕎麦を浸けて食べてみると、弾力性の粘りゴシが凄まじいのなんの。
蕎麦湯もたっぷり持って来てくれるからかなーり薄めて飲み干して、それでもまだ余ったから最後は蕎麦湯だけのオンリー飲みを満喫。蕎麦自体がいいからこんなんでも旨いんだ。
あー、日本人に生まれてよかったなー。

蕎麦ってのはラーメンと比べると、ハズレ率がかなり低い。
割とどの店でもそれなりに美味しく戴けてしまうだけに、あまりにも値段の高い蕎麦ってのはどうにも納得し難いもんだ。
そんなに高い料金を取るなら、もっと歴然たる他店との差を示せ、と。
地球屋はと云うと、もりそばが900円もする。他にもかなーり魅力的なサイドメニューが豊富で、いろいろ堪能したいなら2,000円ぐらいは用意しなければならぬ。
でも、満足しちゃうんですよ。それだけ払う価値がある。
と、オレ内の審判長が初めて認めました。
こうなったら、全品制覇してやります。

蕎麦屋に出て来る薬味の話。ネギの事である。
幼少の頃、うちの近所の蕎麦屋の薬味ってのはどの店も真円というか、ネギの断面の形そのものだった。俎板で潰れてないの。しかもかなり薄い。
コレ、切り方が違うんですよ。近所の蕎麦屋でバイトしてた時に店長が切ってるのを見たんだけど、手裏剣を飛ばすような格好でサクサク切ると出来上がる。
最近この、手裏剣切り(勝手に命名)の薬味を出す店が全然無い。
これをやると、歯触りとか風味がひと味違う。活きが良くなるんです。
バガボンドで云う「切られていながら、なお生きているような」である。
こんな、生きた薬味を出す店は、もはや絶滅しちまったんだろか?
[ Weblog ] グルメ的な
2007-03-17 13:16:00

▼ とめてくれるな おっかさん

つい出来心で、「MOTHER3」を買っちまい。

一応全作やってるし、好きなロープレだからいつかは買おうと思ってたんだけど、この「好きなロープレ」ってとこがちと厄介なのだ。
オレ、止まらない性分なんですよ。ロープレを始めちゃうと。
だから、余っ程やる事が無くなって、ヒマでヒマで仕方なくて、このままでは養分足らなくて枯れっちまうっていうギリギリのラインに来るまでは買わないで我慢しようと固く意を決していた次第でありまして。
でも、こないだの土曜日に均衡を破ってしまった訳です。
我らがFC東京のゲームがアウェーの地、埼玉スタジアムであって、やっぱり勝ちゲームを拝みたいから見に行っちゃうじゃないですか。
K/Oが16時で、一時間前の15時には到着して、そのためには遅くても13時には家を出なくちゃいけない。
となると、13時から16時までの3時間、プラス帰りも計算して6時間も無駄な時間があるんだから困ってしまう。
さてどうしたものか、と思いつつ街を徘徊してたところで、うっかり発見してしまったっすよ。
めっきり値段も落ちて、いい買い時なんだ、コレがまた。
しかし今、いろいろやりたい事もあるし、ロープレなんかにハマってられる余裕も・・・多少あるけどあまり無いんだよなー。
ま、いいか。どうせいつか買うんだし。さっくり購入。

で、現在、やっぱやめとけばよかったかなーと思いつつ。
案の定、ブレーキが壊れ中なのだ。
かと云って、今んとこ特に面白いって訳ではない。
本来ロープレってのは落ち着いた環境でじっくり吟味するのが面白いんであって、電車とかスタジアムでの待ち時間にやっても魅力を損なうばっかりで、しかも画面が小さいのはかなーり疲れる。
そんな文句を云いつつ、やっぱり止まりそうにもないと云うね。
何なんだろう、見事にハマっているのに後悔ばかりしてるこの感じ。
[ Weblog ] ビデオゲーム
2007-03-13 13:15:00

▼ 日本は美しい

「家族に乾杯」っていう番組がある。

鶴瓶師匠ともう一人が田舎に行って、現地の人に片っ端から声をかけるという、NHKが誇るナンパ番組だ。
コレ見てると、胸がキュンキュンなんですよ、オレ。
田舎って、日本がほぼ原型のまま残っているじゃないですか。
木造の家屋に住んで、素朴な暮らしをして、新鮮な食物を摂って、おいしい空気吸って。
何てスバラシイ生活なんだろうって思います。
かと云って、オマエ明日からこの生活をしろ、って云われるとなかなかツライもんがあるんだけど、ぬるま湯的な入門をさせてくれるんであればシフトしてみたいなと思う。
ま、現実的に無理なのを承知で云ってるんですが(笑
自分の家だってあるし、友達と疎遠になるのもちょっと(甘すぎ)。

北野武監督「座頭市」のDVDを買った。
コレ大好きなんすよ。殺陣とかカッコイイし。
相変わらず血や暴力が多い北野作品だから生理的にダメな人も多いかと思うけど、そーゆーのが平気ならばいい作品だと思いマス。
タップダンスが海外で話題だったらしいけど、あーゆー欧米のオイシイところを上手く和風に取り込んでしまうバランス感覚はサスガですねい。
座頭市の金髪とかもそうで、やる事がいちいちダシが効いてる。

コトリンゴのシングル「にちよ待ち」を買った。
もぉスバラシイです。超絶賛。
オレ内では加藤千晶さん以来かなあ、ポップスでこんなにキレキレな音楽が書ける人ってのは。
ピアノと弦四が絡む5拍子の曲で、女性ボーカルでピアノメインで派手なテンションコードな事もあって(と云うか完全にジャズ寄り)、矢野顕子さんを彷彿とさせる感じ。
感覚的に勝手な事を云うなら、ちょっとビートルズっ気もある。
まぁ矢野アッコさんとは関係ないだろうけど、コレ、坂本教授プロデュースなの。
またこのオジサン、ちぇっ。いいなあ。
と云っても、ストリングスアレンジに至るまで全部コトリンゴさん本人がやってる。
日本人って元来、何でもきっちり丁寧に作る気質なせいか、ホントは外国人に負けないぐらい個性的で美しい音楽が書けるんですよねー。
いつまでもYOとかメーンなんて云ってる場合じゃねえだろと思う。

今日からいよいよJリーグ開幕。
Jリーグではまだ欧州ほど美しいフットボールを展開できないけど、少しでも早く美しいフッボーを国内で見たいから、盛り上げる方で貢献します。
我が東京はカリブの英雄ワンチョペがイマイチらしい。
ワンチョペがダメと云うより、世界的英雄でさえ付いて来れないというJリーグの速いフッボーが特殊なんである。
そーゆー日本独自の面白いスタイルの土壌は出来つつあるみたい。
[ Weblog ] 戯言
2007-03-03 13:12:00

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